こんにちは。
先週末、ドリカムのワンダーランド「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」名古屋1日目に行ってきました!
ドリカムのワンダーランドは、ずっと行ってみたかったんですよ。
大学生の頃、95年のワンダーランドに行った友人が、とても良かったと絶賛していたので、もう30年近く前から。
でも、「また今度。またいつか」を繰り返しているうちに、今まで行けていませんでした。
でも、そんな私を変えるきっかけになったのが、憎きコロナ禍です。
行く予定だったライブが全部吹っ飛んだコロナ禍。
そんな中で、私は考え方を根本的に変えました。
「いつか」を自分の思考の中でNGワードにしたのです。
行ってみたいと思ったら、全部行く。いや、絶対に行く。
そんなコロナ禍明け一発目のワンダーランド。
もうずっと待ちに待った日がようやく来た感じです。
会場は、バンテリンドームナゴヤ。
普通は駐車場とかにグッズ売り場を作るケースが多いと思うのですが、なぜかこの日はグッズ売り場も、ガチャも、2階のコンコース。
めちゃくちゃ暑いのに、会場前はこの人混み。
ドリカムのワンダーランドも、入場するまで席がわからない「管理番号」方式。
私は、前も書いたかもしれませんが、ドームのアリーナがとっても苦手です。
なので、絶対にスタンド席が欲しいとチケットを取った時から祈っていました。
で、この「管理番号」。席はわからないのですが、ゲートは書いてあるんですよね。
私のゲートは、「1ゲート」。
ナゴドだと、アリーナは2ゲート、3ゲート、7ゲート、8ゲートが多く、1ゲートはスタンドが多いので、希望通り「スタンド席」がご用意されるかなと期待を高めて、当日を迎えました。
そして、入場時。QRコードを読み取ってもらって、出てきたスタンド席!やりました!
そして、座席に向かうと、なんと「でら楽ペアシート」。
ドラゴンズの野球観戦の時に何度も利用したことのあるゆったりシートでした!
ライブの時にこれは本当に助かります。
で、場所的にも全体を見渡しやすい!
隣の方との距離も保たれて、最高の環境で、ライブスタート!
ここからは、細かくはありませんが、ライブの演出とかセトリとか感想とか、ネタバレしています。
今年のワンダーランドはまだ始まったばかり。
これから行かれる方でネタバレ嫌な方は、ここで絶対に離脱してください!
まずは、ドリカムディスコからスタート!
GANMIのみなさんは、今月頭のAile The Shotaさんのzepp yokohamaのライブでも拝見しましたので、今月2回目!
規模の大きなドームでも、キレの良さがビシビシ伝わってきました。
キッズダンサーもとても良かったです!あふれる未来が本当にうらやましい!
そして、吉田美和さんの登場!
なんとステージの屋根の上!
そしてドームの空中を舞う!
スタンド席だから本当によく見えました!
スタートから感動を高める吉田美和さんの歌声!
そして中村正人さんの華麗な演奏!芸人を超えるトーク力!
「もっと早くワンダーランドに来れば良かった」とすぐに思わせる圧倒的なライブ!
私が大好きな「大阪LOVER」から「あなたと同じ空の下」の流れも最高!
「うれしい!楽しい!大好き!」や「LOVE LOVE LOVE」などの初期曲も良い!
暑い時期に聴く「WINTER SONG」も沁みました!
未来予想図のブロックも圧巻!
やっぱワンダーランドって凄いです!
会場のセットも凄かった!
モニターが全方向に設置されたセンターステージから四方に伸びた花道。
外野にはアヒルのコースターまで登場のまさに「遊園地」!
そして、豪華なセットを使った最高のパフォーマンス!
たくさんのダンサーと踊り続けて歌い続ける吉田美和さんから発せられる力は、確実にスタンド席まで届いていました。
転換の時の吉田正人さんのトークも本当に良かった。ワンダーランドのマスター的なトークでお客さんを上品にいざなってくれていました。
「D.U.N.K. showcase」でも聴いた「スピリラ」からの「決戦は金曜日」の流れも良かったです!
「決戦は金曜日」。本当にキラーチューンですよね。雰囲気を一気に変えられます。
そして「あの夏の花火」。演出最高すぎた!
体感あっという間に本編終了。
すぐにアンコールのコールとウェーブが、満員のナゴヤドームで起こっていました。
そして、アンコール。
マサさんが「アンコール」を「アルコール」と2回言い間違える軽妙なトークでほっこり。
そして、「朝がまた来る」からのアンコールが本当に本当に凄かった!
こんなアンコール聴いたことないってくらい!
みなさん、お一人お一人にドリカムの曲とリンクした思い出があると思います。
曲を聴くと、その時の自分を思い出す。
曲を聴くと、その時の自分に会える。
そんな曲があるから感動するんですよね。
アンコール3曲目の「何度でも」。
私の場合、旧司法試験の受験生時代にとっても励まされた曲です。
吉田美和さんの歌声を聴いて、涙腺が刺激されます。
そして、「その先へ」。
この曲がリリースされたのは、2009年9月。
私が弁護士になった直後にリリースされた曲です。
私、弁護士になって入った所が、全然合わなかったんですよね。
価値観、考え方、空気感。その他全てが、全く合わなかったんです。
「こんなに自分に合わない環境って、世の中に存在するのだろうか?」ってぐらい。
毎日、毎日、「今日辞めよう。本当に今日辞めよう。」と思っていました。
でも、弁護士になるために、NHKを辞めて人生賭けちゃった人間に逃げ場なんてありません。
弁護士の流動性も今ほど高くなく、他の事務所へ移るなど考えにくい時代でした。
「でも、今日1日だけ。とりあえず頑張ってみよう」。
毎日、毎日、自分を励まして。
そんな重い重い足取りでの毎朝の通勤時。
必ず1曲目に聞いていたのが、ドリカムの「その先へ」でした。
歌詞がもう刺さりまくって、この曲なしでは生きていけないほど聞いた曲です。
私が本当につらかった時期を救ってくれたのが「その先へ」でした。
「その先へ」を聴くと、当時の息苦しかった自分がいるんですよね。
そんな大事な曲を、初のワンダーランドで。
「もうやらないかな」と諦めかけていたアンコールで。
もうイントロから涙腺が完全に崩壊。
吉田美和さんが力強く歌う大サビで大号泣。
当時の息苦しさに押し潰されそうになっていた自分が出てきたんでしょうね。
ライブ行って、こんなに涙を流したのは初めてでした。
ドリカムの歌の持つ、不思議な「力の強さ」に驚きです。
たぶん私と同じように、今回のワンダーランドで、涙腺崩壊したお客さんがたくさんいらっしゃると思います。
これがドリカムの「歴史の強さ」ですよね。
満員のナゴヤドームのお客さん一人一人の人生と、色んな局面で「リンク」を持っている。
アーティストの方が、長く続けてくれることの素晴らしさって、この「リンク」の多さ。
活動を続けてくれるのは、本当に素晴らしくて、本当に尊いです。
同時代に生きて、ライブを生で見ることができるのは、ありえないほど幸せなことなんだと実感しました。
アンコール最後の曲を終えて。
吉田美和さんが「出し切った!」という感じで、ステージで座り込まれる光景が非常に印象的でした。
それだけ全力でパフォーマンスをしてくれて、届かないわけがないですよね。
最後にマサさんと一緒に「ヤー!」をして、吉田美和さんの名前をコールして。
退場時にベンチから去っていくお二人の姿、最高に美しかったです!
ドリカムの本気の力の恐ろしさを実感した初のワンダーランド。
現役で続けてくれてることの素晴らしさを実感した土曜の夜でした。
もう次のワンダーランドが楽しみになっています!
そんな感じです。
ではまたです。