先日、サンボマスターの横浜アリーナでのワンマンライブ「全員優勝フェスティバル ~ゴールデンLIVE’it!~」に行ってきました!
サンボマスターの横浜アリーナでのワンマンライブ。
本当は、3年近く前、2021年1月に開催される予定でした。
ところが、その頃は、コロナ禍真っただ中。
残念ながら有観客での開催は中止となり、無観客での配信となりました。
この時の配信が、本当に胸を打つ内容だったんです。
気合の入ったサンボマスターのメンバー3人。
センターも、アリーナも、スタンドも、お客さんが誰もいない、広々とした真っ暗な横浜アリーナ。
その対比が、「コロナ禍」という時代を象徴するような映像で、何かとても胸を締め付けるような感じでした。
コロナ禍中、他のアーティストも含めて、配信ライブはたくさん見ました。
そんな中で、「空っぽのライブ会場」という寂しさ、切なさ、やるせなさを表現したという意味で、このサンボマスターの横アリ無観客配信ライブが、特に印象に残っているんですよね。
そこから3年近く。
この間、サンボマスターの楽曲は、幅広い層に届くようになりました。
今ではすっかり朝の人気番組になった「ラヴィット!」のオープニング曲。
映画版クレヨンしんちゃんの主題歌。
などなどたくさんの活躍の場を広げました。
横アリのワンマンが延期された3年間を無駄にしなかったのが、さすがサンボマスターです!
こんな特別なライブは行かないわけにはいかない!
私も、新幹線で、のぞみだと隣の駅の新横浜に駆け付けました。
この日は抜けるような青空の快晴。
新幹線の車窓から富士山もとても綺麗に見えました。
サンボマスターのニューアルバムを聴きながら、気分が高まります。
名古屋から新横浜なんてあっという間です。
横浜アリーナの良いところは、新横浜から歩いて行けるところ。
みなとみらい地区だと、新横浜からさらに電車を乗り継ぐ必要がありますが、横浜アリーナなら徒歩10分以内で到着です。
入場してすぐ驚いたのが、祝い花の数の多さ!
テレビ局やラジオ局など業界関係はもちろん、アーティストや芸人さんからも、たくさんの花が贈られていました。
サンボマスターの幅広い活躍ぶりが伺えるエントランスでした。
座席は最前ブロックのドセンターでした。
サンボマスターのライブでは、これまで上手か下手によりがちだったので、ドラムの木内さんの真ん前がとても嬉しかったです!
定刻を少し過ぎて、いよいよ開演。
開演直後のオープニングVがめちゃくちゃ良かった!
カウントダウンからの「0」。無観客からの有観客。そんな3年弱のストーリーを詰め込んだようなオープニングV。
泣かせますね。盛り上げますね。私ももう泣きそうです!
いつもの登場曲が流れてメンバーが登場すると、割れんばかりの拍手と大歓声。
これが、これこそが、3年待ったサンボの横アリワンマンなのです!
1曲目、「ミラクルをキミとおこしたいんです」から、もう会場総立ちで踊りまくり!
お客さんの側も3年待ったサンボの横アリワンマン。
熱気が凄すぎて、2曲目くらいから汗だくに!
以前のライブの時にも書きましたが、私がサンボマスターを好きになったのは、「そのぬくもりに用がある」「美しき人間の日々」など初期の頃。
今回のワンマンでは、そんな初期曲もたくさんやってくれました。
中でも嬉しかったのが、「夜汽車でやってきたアイツ」。
NHKを退職して、無職の受験生となって、辛かった日々。
司法試験の予備校に通う私は、毎日、サンボマスターのメジャーデビュー後のファーストアルバム「新しき日本語ロックの道と光」を聴いていました。
何かにとりつかれたかのように聴いていました。
毎日聴いて、そして救われていました。
そんな思い出だらけのアルバム曲をここで聴けるなんて最高すぎです!
「光のロック」も良かったですよね。
普段のライブハウスやホールでのライブも良いんですが、アリーナならではの照明とか演出とか、それにとてもマッチしていましたよね。
横浜アリーナで聴く「ラブソング」も良かった。とっても良かった。
「ボクだけのもの」。去年のビクターロック祭りで初めて聴きましたが、ライブを重ねて、曲が育っていくのがとっても良い感じ。
「孤独とランデブー」は本当にライブ映えする1曲ですよね。名古屋市公会堂で聴いてから、本当に本当に大好きな曲です。
「Future is Yours」からの最近曲ゾーンも思いっきり楽しめました。
名曲「輝きだして走ってく」は1席空け・声出し禁止の名古屋市公会堂で大感動した曲なので、横アリでも聴けて幸せ。
「できっこないをやらなくちゃ」で思いっきり飛び跳ねてからの「花束」。
もう会場に入った時から、この曲やるのわかっていたんですけど、思った以上に楽しかった。近藤さんのファンサタイムも楽しかったです!
サンボマスターはMCが凄いんですよね。本当に。
笑わせたり、泣かせたり。密度濃すぎです。
おかげで飲み物を飲むタイミングがいつも以上に難しかった。
アンコールも良かったんですよ。
「月に咲く花のようになるの」なんて、ここで聴けると思ってないじゃないですか。
もう最高すぎる。
ラストは「ロックンロール イズ ノットデッド」。
サンボマスターって、昔のロックの雰囲気がするバンドなんですよね。
メンバーみんな私より年下ですが、それを思わせないほど、「トラディショナル」な「ロックンロール魂」を引き継いでいる感じなんですよね。「魂」っていうのがポイントで、心で届けてくれているんですよね。
曲前の山口さんのMC。「折れ線グラフで仕事しているわけじゃねえ」。最高じゃないですか。最高すぎるじゃないですか。
メンバーの気合いの入ったステージ。
3年近く待って。本当に本当に行って良かった。全員優勝でした!
Photo by @hamanokazushi pic.twitter.com/CVqqWCmQA4
— サンボマスター (@sambomaster_txt) November 20, 2023
Photo by @saru_camera pic.twitter.com/Z13FXFpOd5
— サンボマスター (@sambomaster_txt) November 20, 2023
サンボマスターX(旧twitter)
https://twitter.com/sambomaster_txt
より引用
サンボマスターは来年2月からホールやライブハウスを回る全国ツアーをスタート。
東海地方にもやってきます!
サンボマスターのライブはとにかく元気をもらえます。
みなさんも、ぜひ行ってみてください!
そんな感じです。
ではまたです。