平成30年もあっという間に2月になりました。
この冬はとても寒く、名古屋でも1月下旬からとても寒い日が続いていますね。
さて、先日、弁護士の数が4万人を突破したとの報道がありました。
弁護士の数が急速かつ大幅に増えることになったのは、
法科大学院(ロースクール)制度が始まり、
合格者数の多い新しい司法試験が始まったのが原因です。
私は、旧司法試験と呼ばれる昔の司法試験を合格したので、ロースクールにはいっていませんが、このロースクールを設立して、司法試験の合格者を増やしたことにより、どんどんどんどん弁護士が増えていっています。
このため、弁護士業界では、「競争が激しくなった」という声が多く上がるようになり、ゴシップ誌などでは、「食えない資格」の代表例として、弁護士が挙げられるようになりました。
昔の弁護士のイメージからすると、隔世の感があるんでしょうね。
この弁護士激増時代の中で、たくさんの弁護士が所属する全国展開型の事務所もここ数年でかなり増えましたし、弁護士がテレビに出たりするのを目にする機会が多くなっていると思います。
弁護士の数は、ここ名古屋でも、これからも増え続けると思いますが、名古屋駅の弁護士・片山総合法律事務所は、これまでと変わらず、今までどおりで行きたいと思っています。
消極的な意味ではなく、積極的な意味で、現状を維持していくということです。
目の前の売上を上げることにあくせくしてみたり、設立から年数が経ってきたからと言っておごり高ぶったりすることなく、これまでどおりの事務所であり続けるということです。
私は、通算の相談件数や取扱件数、経験年数や売上だけを誇りとするような事務所にだけはならないと強く心に誓っています。
依頼者の方お一人お一人にとって、そんな弁護士サイドの自己満足なんて、正直どうでも良いことですからね。
当事務所の事務所理念は、設立当初から「依頼者優先主義」。
依頼を受けた案件を1件1件しっかり取り組んでいく。
そんなシンプルなことだけを考えて、弁護士4万人時代を、ひょうひょうと生きていきたいと思っています。
そんなわけで、これからも名古屋駅の弁護士・片山総合法律事務所を何卒よろしくお願い申し上げます。
そんな感じです。
ではまたです。
弁護士4万人を突破 10年で1.5倍