名古屋駅前の弁護士片山木歩BLOG

名古屋駅の弁護士片山木歩(愛知県弁護士会所属)のブログ。名古屋駅すぐの場所に法律事務所をかまえる 東大法学部卒・元NHK記者の弁護士が、日常について気の向くままに書いてます。 名古屋駅の弁護士・片山総合法律事務所。

弁護士費用についての考え方:名古屋駅の弁護士

こんばんは。


きょうの名古屋も暑かったですね。


もう少し快適な五月晴れが欲しいのですが(笑)





さて、きょうはちょっと真面目な記事です。


みなさんご存知だと思いますが、
今、弁護士の数が急激に増えています。


歯医者さんの数が
急激に増えたのと同じような事が
今、弁護士の世界では起こっています。





数が増えればどうなるか?


当然競争が激しくなります。


こうした中、
大幅に弁護士費用を引き下げて
お客さんを呼ぼうという
動きもあるようです。


中にはある分野で
以前30パーセントもの
報酬を取っていたのを
半分近くにまで下げるような
動きもあるようです。


「値下げ競争」というと
牛丼のチェーン店を思い出しますが、
まさに同じ事が
弁護士の世界でも
起こり始めているのです。




「利用する方からすれば
安い方が良いじゃないか」。

とっても正しい意見です。

でも同じ現象を
サービスを提供する側から
見てみてください。




サービスの値段を下げたら
何をしなくてはいけなくなるか?

当然以前よりもたくさんの
仕事をしなくてはいけなくなります。


じゃあたくさんの仕事をするためには
どうすればいいか?

私の大嫌いな大量処理型のシステムを
作り上げることになります。


大量処理型のシステムで
提供されるサービスの質はどうなるか?

答えは言わなくてもわかりますよね。





私は自分の事務所を開設してから
一度も「値下げ」はしていません。

これからも「値下げ」をして
お客さんの数を増やそうとは思いません。


私は新しいお客さんはもちろんですが、
これまでにご依頼頂いた方々も
大事にしたいと思っています。


もしすでにご依頼頂いた方々や
無事に案件が終結した方々が、
その後自分の頼んだ事務所が
「値下げ」をしたことを知ったら
どう思うでしょうか?


以前は30%も報酬を取られていたのに、
それが半分近くまで下がっていることを
知ったらどう思うでしょうか?


少なくとも私は
あまり良い気分は致しません。
私自身が嫌なことは
私はやりたくありません。





弁護士の仕事は、
ご依頼者お一人お一人の事情に合わせて
適切な解決方法をご提案し
それを進めていくところに本質があります。


お客さんが誰であろうと
同じ味を提供する牛丼チェーンとは
対極にあるべきものです。


無節操に値下げをして、
仕事の「量」だけを稼ぐような
大量処理型事務所的発想は、
究極的には弁護士という仕事を
自ら否定することに
つながるのかもしれません。




もう何度もこのブログでも言っていますが、
私はひたすら仕事の「量」だけを追求する
大量処理型事務所のようには
絶対になりたくないと思っています。


「値下げ」という手段で
仕事の「量」を確保し、
通算の案件数だけを誇り続けるような
一部大量処理型事務所の動きとは、
確実に一線を画します。



名古屋駅の弁護士・片山総合法律事務所のホームページ
にもありますとおり、
これからも仕事の「量」ではなく、
依頼者の方の満足度という仕事の「質」に
徹底的にこだわっていくつもりです。


だからこそ、
価格だけではない
価値を見出して頂けるよう
これからも日々
頑張っていかないといけないということです。





はい、頑張ります!




そんな感じです。


ではまたです。