こんばんは。
世の中すっかりお盆休みといった感じで、
私も仕事をしていても
依頼者の方に電話をするのは
少し気が引けてしまう感じです。
というわけで、
名古屋駅の弁護士・片山総合法律事務所は、
あす15日から22日まで夏期休業期間に入ります。
本日のことですが、
仕事を一段落させて
歯科医に向かいました。
歯の根っこが炎症を起こして、
完全に腫れあがってしまった左顎の件なのですが。
「疲労で体の免疫機能が完全に低下してしまっていますね」。
歯の根の腫れのせいで
リンパ腺まで腫れ、
熱が下がらない状態の私はそう告げられました。
これまでも炎症を防ぐための抗生物質の錠剤を服用してきたのですが、
全く効いてないため、きょうは急きょ点滴に。
まさかの状態で
病院の天井を見つめながら、
私はこれまでの数か月を少し反省しておりました。
このブログで何度も書いているとおり、
私は、「通算○○件の相談実績」などと掲げる
大量処理型の仕事は大嫌いです。
弁護士を何人も雇って、
「開業当時と事務所規模が違います」などと
狭い村社会で得意げに見苦しい自慢する気もさらさらありません。
むしろ私はそうした大量処理型の事務所に喧嘩を売っています。
依頼者の方には全て弁護士である私自身が直接連絡をいたしますし、
大量処理型事務所のように和解交渉を弁護士以外の人間がすることもありません。
全て私一人がやっています。
声がかれても私がやっています。
ご相談の間の隙間時間にもやっています。
それが「弁護士の仕事」だからです。
ところが、
その「戦」の過程で、
今年に入ってからずっとなのですが、
予定をはるかに超えた多くの方にご依頼を頂いてきたため、
私自身が限界を超えてしまっていたというのも一方で事実のようです。
NHK記者をしていた20代の頃は
休みもなく1日4時間睡眠が続いても全然大丈夫でしたが、
さすがに年齢とともにくる体力の衰えには勝てません。
事務所移転の疲れもあったのでしょうが、
先月下旬ころからさすがに気持ちだけではもたなくなり、
自分自身でも疲れが酷過ぎると感じていました。
そこへ来て今回の発熱と歯の根の炎症です。
私の事務所は
弁護士1人、秘書兼事務職員2人の
大変小さな小さな事務所です。
私自身が壊れてしまったら、
仕事がまわらなくなってしまいます。
そんなわけで、
これまでも多忙を理由にご相談やご依頼をお断りさせて頂くことが多かったのですが、
夏期休業期間明けはこれまで以上に案件を絞らさせていただく考えです。
これまで以上に仕事を厳選させて頂きます。
仮にそうしないと、
私が忌み嫌う「大量処理型事務所」と同じになってしまいます。
ミイラ取りがミイラになるわけにはいかないのです。
その分、ご依頼を頂いた案件については
これまでと同じように1件1件力を入れて
大量処理型事務所とは一味もふた味も違う
「きちんとした」取り組みを続けていきたいと思っております。
明日からの夏期休業期間。
私にとっての最大の課題は、
きちっと静養して、体調を万全にすることです。
そして
夏から秋へかけての「戦」にきちんと
勝ち抜いていかないといけません。
売られたケンカは全て買って、
完膚なきまでに叩き潰して差し上げないといけません。
依頼者にとってのベストな解決方法を考えるため
日々脳みそに汗をかいて、
事案を適切な解決に導いていかないといけません。
大量処理型事務所が「仕事の量」にこだわっているのとは違い、
私が徹底的にこだわっている「仕事の質」を上げ続けていかないといけません。
こうしたことのため、
私自身の疲労を一度リセットしないといけないようです。
夏期休業期間の22日(水)までご迷惑をおかけいたしますが、
よろしくお願い致します。
23日(木)からは万全の体調で
復活したいと思います。
そんな感じです。
ではまたです。