こんばんは。
きょうで6月も終わり。
2011年の上半期が終わったことになります。
この半年。
自分的には本当に激動の半年でした。
自分に全く合わない環境で
耐えがたいストレスにまみれていた
3月末までの状態から
よくここまで持ち直したなと。
一言で言うと
そんな半年でしたね。
と同時に。
自分の事務所を開いてから
3か月が過ぎたことになります。
4月1日。
まだ寒さの残るビルのエントランスで、
サカナクションの「ルーキー」を聴きながら、
なぜか少しの緊張感とともに自分の事務所に向かった
あの時の情景はたぶん一生忘れることが無いと思います。
あれから3か月。
空っぽだった事務所の棚は
記録や書籍で埋まり、
おとなしかった電話機も
今ではすっかり騒がしくなりました。
弁護士業界も大競争時代です。
昔と違って
独立したからといって
うまく行くなんていう保証は
全くありません。
うまく行かなければ
誰も助けてくれはしません。
そんな時代、
冷静に「計算高く」生きるのであれば、
むしろ独立を思いとどまるのが
「賢い選択」だったのかもしれません。
でも私はそんな「計算」のために
自分を捨てるほど小器用な人間ではありません。
正解を求める人生ではなく
自分の思いを実現する人生を選ぶタイプの人間です。
私の人生で
今回と似たような状況がありました。
NHKを辞めて司法試験の勉強を始めた時です。
私はロースクールに行くつもりはなかったので、
目指した試験は昔ながらの司法試験。
合格率が2%や3%という試験です。
当然のことながら
職を投げ打って勉強を始めたところで
合格する保証などなにもありません。
それでもひるむことなく挑むことができたのは
「報道という間接的な形でなく、
より直接的な形で社会正義を実現したい」
という自分の思いがあったからでした。
そして
今回の独立で、
ようやくNHKを辞めた時の思いを
実現することができるようになったのです。
本当にやっとのことです。
開所から3か月が経ち、
おかげさまで
連日たくさんのご相談やご依頼を頂く
日々が続いています。
あすから始まる
2011年下半期。
独立するにあたって自分が掲げた
いくつかの目標を一つでも実現できるよう
精一杯頑張っていきたいと思います。
そんな感じです。
ではまたです。