先週土曜日は、笑福亭鶴瓶師匠の「鶴瓶御園座独演会」に行ってきました!
テレビではお馴染みの鶴瓶さんですが、私はこれまで落語を見に行ったことがありませんでした。レジェンドクラスの落語はぜひ生で見ておきたいということで、今回初の鶴瓶さんの生落語を見に行ってきました。
この日は、鶴瓶さんの鶴瓶噺と落語の二本立て。
幕前に鶴瓶さんが登場して鶴瓶噺からのスタートです。
名古屋との縁の話からスタートして、ご自身の出演されている映画のお話や「鶴瓶の家族に乾杯」や「きらきらアフロ」など出演されているテレビ番組のお話をされるのですが、これがもう面白い!編集済みのテレビ番組を見ているようなクオリティの高さで、さすがの一言!お弁当を食べていたお客さんや遅れてきたお客さんなどお客さんいじりもちょうど良い感じで、とても良かったです!
幕間に鶴瓶さんの配信番組のダイジェストが流れていたのですが、これもめちゃくちゃ面白くて全然飽きません!
続いての落語。この日は、「三年目」と「子はかすがい」の演目。
特に「子はかすがい」は、今年亡くなられた桂ざこば師匠が、生前、鶴瓶さんの落語を聴いて大泣きして感動していたエピソードのある演目。亡くなられた桂ざこば師匠を追悼する思いで、この日の演目にされたとのことでした。
で、鶴瓶さんの落語はやっぱり凄かった。セリフの言い回し、間の取り方、全てに味がありました。こればっかりは私がいくら書いてもうまく伝えられる自信が無いので、みなさんもぜひ生で鶴瓶さんの落語を体感してほしいです!
あと、「子はかすがい」の演目中に、お客さんのスマホが鳴るというありがちなアクシデント。その時の鶴瓶さんのとっさの対応が良かった。着信音が鳴りやむまで場面の切替えをセリフの繰り返しや間を作ったりで引き延ばし、着信音が鳴りやんだところで次の場面に綺麗に切替え。その引き伸ばし方がとても自然で素晴らしすぎた!めちゃくちゃ素敵すぎるとっさの対応に、「さすが!」とめちゃくちゃ感心しました。
演目が終了し、最後の挨拶。演目をやり切った鶴瓶さんが、テレビではあまり見ない(笑)、充実感たっぷりのとても良い表情でご挨拶なさっていたのが、とても印象に残りました。
やっぱりレジェンドクラスのお笑いは体感すると違いますね。
細かい一挙手一投足に「凄み」を感じました。
そんな感じです。
ではまたです。