こんばんは。
不安定な天気の土曜日でしたね。
明日は晴れるようで少し安心です。
さて、
みなさんご存知かもしれませんが、
弁護士は司法試験を合格すれば
すぐになれるものではありません。
司法試験に合格した後、
最高裁判所の司法修習生になるのです。
私は昔からの司法試験(旧司法試験)に合格したので、
司法修習は1年4か月ありました。
最初の2か月と最後の2か月は
埼玉県の和光市で全員集められての修習があり、
間の1年間は全国各地で実務修習が行われます。
私の修習地は岐阜でしたので、
修習生の間は毎朝6時に起きて岐阜まで通いました。
同じ修習地の同期は30人弱で、
そのあと私と同じく愛知で働いている弁護士も
結構います。
修習の時期が同じであった弁護士は
「同期」の弁護士ということで
その後も交流が続いています。
そんな同期の弁護士から
先日、「独立することを事務所に告げた」と
連絡がありました。
この同期の弁護士は
私が独立を進める時も
たくさん相談に乗ってもらったりしていたので
「頑張ってくださいね」と
声を掛けさせていただきました。
弁護士にも色んな形がありますが、
私みたいに個人の方や中小の企業の
お相手をさせていただくような弁護士は、
基本的には独立しないと
自分の思うような仕事をすることはできません。
弁護士というと色んな制約なく
仕事をできるかと思われるかもしれませんが、
勤務弁護士の場合は
どうしても制約が伴います。
事件の進め方はもちろん、
依頼者との接し方まで
口を出されることもあります。
私自身も
勤務弁護士時代には
自分の考えに全く沿わないことが
数え切れないほどありました。
自分自身の理念に従って仕事をするには
独立するのが一番というわけです。
連絡をもらった同期も
1月からは自分の事務所を開くということで、
今以上に充実した日々を過ごされることと思います。
また独立された後に
このブログでも紹介させていただきますね。
そんな感じです。
ではまたです。