こんばんは。
きょうは4月の最後の営業日でした。
4月1日に開業して1か月。
3月末のボトムの時期からは
想像ができないほど
本当に充実した1か月でした。
きょうのお昼休み。
ある社長さんが
突然事務所にお越しになりました。
何でも近くに来る用事があったとのことで
当事務所にお寄りいただいたのです。
この社長さん、
4月1日の開業日にも来て頂いたのですが、
その時、事務所はまだまだ自分の空間でありませんでした。
きょうは事務所に来られて、
「出来上がりましたね〜!」と
おっしゃっていただきました。
その言葉、
とっても嬉しかったです。
そう、この1月かけて出来上がったのです。
2月に独立を決めた後、
3月末までは
敢えてほとんど準備をしませんでした。
自分の中で
はっきりきっちりと
段落をつけたかったからです。
連続性は絶対に持たせたくなかったのです。
4月1日に開業して
ゼロの状態からここまで持ってくるのは
とってもとっても大変でしたが、
何とかここまで持ってきました。
それはハード面だけでなく
事務所の色んなことについてです。
はっきりとした手ごたえを掴めてきています。
開業当初にやってきたことは
事務所の「根っこ」にあたる部分を
しっかりと作ることでした。
この「根っこ」がしっかりしていないと
木はある程度までしか成長できません。
この「根っこ」がしっかりしていないと
木はそのうち根腐れをおこして枯れてしまいます。
しっかりとした「根っこ」がない
見た目だけの木を育てようとは思いません。
私は、
弁護士に限らずどんな仕事でも
「理念」が大事だと思っています。
それは、営業用の上っ面の「理念」ではありません。
そんな軽薄な「理念」しかない仕事は
単なる「金儲け」です。
自分自身、
そんなあさましい「金儲け」のために
人生の貴重な時間を費やしたくなんてありませんし、
「金儲け」の仕事では、
関わる人を幸せにすることなんて絶対にできません。
そうではなく、
どんな細かなことに取り組む際も
内側からにじみ出てくる
仕事に対する姿勢という意味での「理念」です。
私は、自分自身の「理念」を大事にしたいので
独立して自分の事務所を持つことにしました。
だからこそこの1か月は
今の案件に取り組む以外の時間は、
全て自分の「理念」を実現できる体制作りに取り組んできました。
とっても大変でしたけど
何とか形になってきているなと。
1か月たって
ようやくそのように思えるようになってきました。
きょうの夕方のこと。
仕事が一段落した時に
ふとある曲が頭に流れました。
この記事のタイトルにした
Coldplayの「Life in Technicolor ii」という曲です。
とっても伸びやかなサウンドが印象的なこの曲。
ゼロの状態から
やっとここまで来たなと
そんな思いがあったから
頭に浮かんだのかもしれません。
来る5月。
「理念の実現のための体制作り」から
「理念の実践」に軸足を移して
しっかりと頑張っていきます。
お待たせしてきた
事務所のホームページも
今週末にはようやく完成しますので
ぜひご覧ください。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
そんな感じです。
では、またです。