今週は、玉置浩二さんのライブ「Concert Tour 2024 Resume 〜レジューム 新たな始まり」の名古屋2daysに行ってきました!
玉置浩二さんは、去年秋のライブで初めて生で拝見し、その神がかりな歌声に引き込まれてしまったので、今年も春のライブに続き、秋のライブも行くことにしました。
会場はセンチュリーホール。もうこの秋はセンチュリーが本当に多いのです!
ここから先はライブの感想を書いています。
これからツアーに行かれる方などネタバレを避けたい方は、ここで離脱してください!
開始時刻定刻になると、玉置浩二さんの世界を作り上げるメンバーが舞台に登場です。
パーカッション、サックス、ギターベース、ギター、バイオリンお二人、ヴィオラ、チェロ、ピアノと全部で9人。
美しい音色を奏でると、それまでざわざわしていた会場の空気が一変します。
1曲終わると、いよいよ玉置浩二さんの登場。相変わらず格好良いです。格好良すぎです。
第1部はスローテンポの曲が多く、玉置さんの歌の凄さを満喫できます。ステージのセットや照明も素晴らしいです。特にダウンライトが玉置さんにあてられると、シルエットが浮かび上がり、ますます神々しい姿に。「歌の神様」のように見えてきます。
玉置さん、先月で66歳になられたとのことですが、歌声の瑞々しさは年齢を全く感じさせません。歌声で別世界にいざなってくれるその魅力はまだまだ健在です。
時折見せるロングトーン。マイクを離しても響きわたるその歌声。本当に生けるレジェンドです。
そして、バンドや弦楽器・ピアノの演奏がまた素晴らしかったです。特に1部ではバイオリンやチェロの音色にやられっぱなしでした。
第2部、玉置さんは衣装を変えて登場です。「サーチライト」から玉置さんの歌声も「優しさ」先行から「力強さ」先行にギアチェンジ。聴いている人の感情にダイレクトで伝わる歌声。ギアチェンジで聴衆の揺り動かす感情を自在に変えてきます。こんな素敵なギアをお持ちの玉置さん、本当に凄いですよね。
「悲しみにさよなら」で割れんばかりの拍手が起こり、「JUNK LAND」から会場総立ちで、一気に畳みかけます。この「JUNK LAND」、バイオリンの方がヘッドバンキングしながら演奏しているのがめちゃくちゃ格好良かったです。ギターの方も一緒にヘドバンしていて、見ているこちらのテンションも上がりました!
「田園」は、イントロが鳴り始めた瞬間から最高の時間!生で聴く「田園」は、本当に毎回感動の連続。ちょうど私が社会人になった年にリリースされた曲で、思い出もたくさんあるので、毎回泣かされます!
そこからの「メロディ」でとどめを刺されます。会場のあちこちでお客さんが涙をすすります。玉置さんの歌声はそれだけ心に刺さりまくります。
暑さがようやく収まってきたこの時期に聴く「夏の終わりのハーモニー」。このタイミングで聴けることにもう感動です。
玉置さんのライブは、「ライブ参戦」というよりは、本当に「芸術鑑賞」という感じなんですよね。もう全身で芸術を感じる。そんなめちゃくちゃ贅沢な時間が玉置さんのライブです。
アンコールにあたる第3部。ステージ上には玉置さんお一人だけ。
ここがめちゃくちゃ贅沢な時間です。
会場からの割れんばかりの拍手にこたえて、マイクスタンドを嬉しそうにステージ前方にセットする玉置さん。
満面の笑みでマイクをセットする玉置さん。
右手の手袋を外して、ギターを取りに行く玉置さん。
もう一つ一つの動きで会場がめちゃくちゃ湧きます。
玉置さんお一人でのギター弾き語り。「ワインレッドの心」や「じれったい」など数々の名曲をメドレー的に披露してくれました。素晴らしすぎる!
そして、この第3部、日ごとに違うのも、良かったです!
初日は、玉置さんのMCを初めて聴けました!2日目は、客席からのリクエストに応えたりして曲数が多かったです!
鳴りやまない拍手の中、ステージを去る感じも格好良く、玉置浩二さんの凄さ偉大さを感じた2時間でした。
余談になりますが、センチュリーホールは来年春から改修工事に入ります。
私的には、たぶん今回が改修前最後のライブになりました。
改修工事が終わるのは令和9年の予定。
また改修後のセンチュリーホールでもたくさんのライブを楽しみたいですね。
そんな感じです。
ではまたです。