先週、徹座8-THE FINAL2-に行ってきました。
「徹座」は、渡辺徹さんが主催していたお笑いイベントで、おととし渡辺徹さんが亡くなられた後も「THE FINAL」として、渡辺徹さんの妻の榊原郁恵さんが「代理座長」となり引き続き開かれているものです。
この「徹座」。初回からサンドウィッチマン、中川家、ナイツ、なすなかにしなど出演者がとても豪華で、以前から一度行ってみたかったんです。
去年まで行けずに本当に残念だったのですが、今年は何とかチケットを取ることができ、ようやく行くことができました!
会場は、浅草公会堂!
この日の東京はめちゃくちゃ寒い日で、最高気温が8.8℃!
冷たい雨も降る中、名古屋からはるばる駆け付けましたが、とっても良い会場でした。
初めての会場で色々わからないため、公会堂の警備の方にちょっとお伺いすると、とても丁寧に教えてくれました。
建物自体は古いのですが、中はめちゃくちゃ綺麗に改装されていて、こんな素敵な会場、名古屋にも欲しい!と思ってしまいました。
この日の出演者は、コンビ名は敬称略で、中川家、サンドウィッチマン、ナイツ、TKO、友近さん、ますだおかだの岡田さん、渡辺徹さんのご長男の渡辺裕太さんで、榊原郁恵さんとなすなかにしがMCを務められました。
開演前アナウンスは、友近さん扮する西尾一男。もう開演前から盛り上げ上手です。
渡邊徹さんの生前の元気なお姿を中心に過去の徹座の名場面を流すVTRの後、榊原郁恵さんとなすなかにしのお二人がリフトアップでステージに登場。続いてこの日の出演者がステージに並ぶと、本当に本当に豪華な出演者!これだけのメンバーを集めて、毎年「徹座」を開かれていた渡辺徹さんの人徳の素晴らしさを実感しました。
前半は、その豪華な出演者のネタが続きました。
ナイツは今月初めの単独ライブ以来。この日も今年の単独ライブのネタをアレンジした感じで、会場を笑いに包んでくれました。
友近さん、生で見るのは初めてでした。デパートのインフォメーションのコントだったのですが、めちゃくちゃ面白い!友近さんの単独ライブも一度行ってみたいと思いました!
この後、ますだおかだの岡田さんとなすなかにしのお二人で、過去の「徹座」を振り返るコーナー。ますだおかだの岡田さんも生で見るの初めてだったのですが、めちゃくちゃ若く見えるし、めちゃくちゃイケメンでした!それでいて、いつもの「スベリ芸」で会場をどんどん冷やすその芸風、本当に大好きです。
なすなかにしのお二人のMCも、とても良かったです。那須さんが復帰間もないこともあり、お二人の漫才を見ることはできませんでしたが、漫才復活されたら絶対に単独行きたいです!
渡辺裕太さんは落語でした。とても優しい語り口で、話にどんどん引き込んでいく力はお父さん譲りですよね。とても心に響く落語で素晴らしかったです!
ここからが怒涛の展開でした。
TKOのコント。冒頭の出演者紹介の際にも、他の出演者(特にサンド伊達ちゃん!)から愛のある、愛のあふれるいじりを受け続けていましたが、コントはやっぱりすごいクオリティ!木本さんも木下さんも色々ありましたが、初心に返っている感じが見ている方にも伝わりました。
続いて、サンドウィッチマン!9月に単独行ったばかりで、また見れるのがとてもうれしい!ステージに登場してからのフリートークから会場を爆笑で包みます。伊達さん、BS-TBSで金曜日の22時から放送している「サンド伊達のコロッケあがってます」のロケを、この日の日中に2本撮りで行ってきたとのこと。この日だけで17個のコロッケを召し上がられたそうで、お腹周りもぱんぱんに張ってました!長い長いフリートークの後は漫才。今年の単独でやっていた「ケーキ屋さん」のネタ。その時のブログにも書きましたが、私、このネタが本当に好きなんですよね。9月に名古屋で見た時以上にネタが仕上がっていて、素晴らしすぎました。
最後が中川家!先月、IMMシアターで明石家さんまさん座長の「笑輪の笑い Born ready達」で見て以来でしたが、やっぱり凄いですよね。最近出版された令和ロマンのくるまさんの本でも中川家の凄さに触れられていましたが、笑顔のネタから始まって電車のドアが目の前で閉まるサラリーマンのネタまでもう本当に名人芸。サンドからの中川家は息ができなくなるほど笑い続けるので見る方もぐったり。
ここまででおよそ2時間の豪華なステージ。中休みを経て、後半に。
後半は、出演者を2つのグループに分けての、即興演劇。渡辺徹さんが生前にこのメンバーでやってみたいとおっしゃっていたそうです。
演劇の舞台は警察署。出演者がそれぞれキャラを指定された刑事になり、事件を推理したり、犯人を取り調べたり。事前の準備は何もせずに即興で演じるというとても難易度高そうなネタですが、この日の出演者はレベル高すぎ!2つのグループともにめちゃくちゃ面白かったです!中川家の剛さんをいじり倒すサンド伊達さん、開き直った犯人役がはまり役すぎるTKO木下さん、科捜研の女になりきる友近さん、そんな強烈な個性に振り回されるナイツ土屋さんなど笑いが止まりません。そして、あっという間に終演の時間に。
最後は出演者の方全員がサインボールを客席に投げる大サービス(私はこういうのをキャッチできたことがありません。この日もダメでした!)。
で、素晴らしいな思ったのが、なすなかにしのお二人。ちょうど私の席の斜め後ろくらいに車椅子の方の座席スペースがあったのですが、中西さんも那須さんもそのスペースに向かったボールをそれぞれ投げられていました。投げ方も全力で上からではなく、危なくないよう下から優しい力で投げられていて、お二人の人柄の素晴らしさを垣間見ることができました。
17時スタートで20時50分くらいに終了。
雨の寒い夜ということもあり、雷門近くの外国人観光客もさすがに少なくなっていました。
「徹座」は今回で一区切りとのこと。本当に今回行けて良かったです。
また次に開催される際には、チケット争奪戦を勝ち抜き、ぜひ行ってみたいと思っています。
そんな感じです。
ではまたです。