先日、ラブレターズ単独ライブ2025「40」名古屋公演に行ってきました。
ラブレターズと言えば、去年、2024年のキングオブコントの王者。ラブレターズは、2023年も決勝に出ていて、その時のネタが大好きで、去年も応援していました!そんな彼らが名古屋で単独やってくれるなんてめちゃくちゃ嬉しいので、チケットの抽選に勝ち抜き、この日を楽しみにしていました。
会場は中村文化小劇場。
コントのライブは会場が大きすぎると、演者の細かな表情が見えなかったりして、細かな笑いのポイントを逃してしまったりします。
その点、中村文化小劇場は、見る側にとっては、めちゃくちゃ良い感じのキャパの会場でした。
チケットは完売で、客席も満員状態。私は真ん中くらいの席のセンターの席でした。目線がちょうど合って見やすい席で嬉しかったです。
ラブレターズのツアーは、東京の追加公演までまだまだ続きます。この後は感想を書いているので、これからライブに行く方で感想などは見たくない!という方は、ここで離脱してください!
最初のネタ。さすがです!ちゃんと去年のキングオブコントの決勝1本目のネタからの続きで会場を沸かせてくれます。
ラブレターズのお二人は、表情の作り方がめちゃくちゃ上手だと思うんですよね。セリフでなく表情で笑わせる。特に溜口さんが見せる困惑の表情、塚本さんの見せるすました表情。表情を見ているだけで笑いが止まらない、そんな場面がどのネタにもたくさんありました。そして、「緊張と緩和」の使い方がめちゃくちゃ上手。コントの脚本が練られに練られているので、どのネタでもすぐにその世界に入り込めました。
今回のライブでは、ダウ90000の蓮見さんが提供されたネタもありますが、このネタ、めちゃくちゃ良かったです!時代性、社会性もあるネタの中で、風刺を織り交ぜつつ、きちんと笑いで締めるという素晴らしいネタでした。
中盤では溜口さん演じるエディも登場してくれましたし、店先でお馴染みなキャラクターが登場するファンタジーなネタもありました。
ラブレターズのライブは、ネタとネタの間の転換の時間もうまくネタに取り込んでくれたりしているので、幕間の時間がほぼなく、シームレスにネタからネタが展開されていきます。
このため、最後の最後まで全く飽きることがありませんでした。
キングオブコント王者の風格と実力を実感した、あっという間の90分でした。
終演後はお二人が登場してのトーク。
ここは撮影OKでした!
溜口さんはネタの化粧を落とさずでの登場でちょっと怖い顔になってます!笑
ラブレターズは、トークの感じもすごい好きなんですよね。なんか優しい空気感が物凄く出ていて、トークを聞いているだけで、めちゃくちゃ癒されます。
今年の年末にもまた名古屋で単独やってくれるみたいで本当に嬉しいです!
ラブレターズのお二人は、160センチちょっとの低身長コンビとしても知られていますよね。お客さんが見やすいように厚底の靴を履いてネタを披露してくれる優しさが嬉しいです!
退場の際には、その厚底シューズを脱いで笑いを取るという完ぺきなライブの締めでした!
コントのライブは、東京や大阪で、一か所の劇場で何日間も的なケースが多く、名古屋だとなかなか生で見る機会がありません。
でも、コントのライブって、仕事や家庭という「日常」の中で、自分の住んでいる土地でこそ見たいものなんですよね。「仕事終わりにコントのライブ」というのがあるだけで仕事のモチベーションが違います。
だからこそ、ラブレターズみたいに名古屋に来てコントを見せてくれるのは本当に嬉しいです!
この日のラブレターズのライブ、本当に楽しかったので、帰り道もとても幸せな気持ちで帰れました。
そんな感じです。
ではまたです。