こんにちは。
先週末、ビクターロック祭りに行ってきました。
新幹線から京葉線を乗り継いで昼過ぎに幕張メッセに到着です。
コロナ禍でのフェス参戦のため、感染対策を事前に調べておきました。
このビクターロック祭りでは、不織布マスクの着用や手指消毒、発生禁止など基本的な感染対策はもちろんのこと、ワクチン最低2回接種または72時間以内のPCR陰性証明が必要でした。
会場内も完全座席指定で、座席もグループごとに1席空けで、きちんとした対策が取られていたので、安心していくことができました。
「ビクターロック祭り」というフェス名からもわかるとおり、ビクターレーベルのアーティストだけが参加するフェスです。
会場では、ビクターのマークにもなっているニッパーくんがお出迎えです。
フェスには、たくさんのアーティストが出ていました。
フェスの良さというのは、普段聴かないアーティストのライブも見て、新しい音楽を知るという点にもあるというのは十分に理解しています。
今回も生で聞いてみたいなと思わせるグループばかりでした。
でも、このコロナ禍。
我慢をして、絞りに絞って、サンボマスターとサカナクションだけ見ることにしました。
チケット発売開始直後に購入したおかげで、ステージ近くのとっても良い座席でした。
午後3時40分、サンボマスターのスタート。
⚡️LIVE PHOTO⚡️
— ビクターロック祭り2022 (@rockmatsuri) March 19, 2022
サンボマスター@sambomaster_txt
1. その景色を
2. ヒューマニティ!
3. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
4. ボクだけのもの
5. 輝きだして走ってく
6. できっこないを やらなくちゃ
7. 花束
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Photo by Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)#ビクターロック祭り pic.twitter.com/nLl7RPfGNL
去年6月にこちらのブログでもご紹介したとおり、サンボマスターは、デビュー直後からよく聞いていたバンドです。
そんなサンボマスターですが、おととしからのコロナ禍で、改めて彼らの魅力を感じるようになりました。
いろんな自由が制限され、いろんな不安が渦巻く時代だからこそ、彼らの熱い前向きなメッセージが心に刺さります。
ライブパフォーマンスは、最高に感動的です。
今回のフェスでは、新しめの曲が多めのセトリでした。
曲間のMCも、曲中も、たえずお客さんの心に刺さりまくる言葉を投げかけてくれました。
人と人との交流が減ったコロナ禍だからこそ、アーティストから直接かけられる言葉の重みは増しています。
特に若い人の心を動かすと良いなと思いながら、私も思いっきり踊って、前向きなエネルギーをたくさんもらえました。
このサンボマスター。4月には名古屋で単独ライブもあります。
コロナ禍で元気がなくなっている方。サンボマスターを全然知らなくても大丈夫です。
サンボマスターを体で感じてほしいです。
きっと元気をもらえます。
ぜひ会場に足を運んでみてください。
サンボマスターが終わった後、少し会場を離れて、次はサカナクションです。
⚡️LIVE PHOTO⚡️
— ビクターロック祭り2022 (@rockmatsuri) March 20, 2022
サカナクション@sakanaction
0. 塔
1. ミュージック
2. アイデンティティ
3. ルーキー
4. プラトー
5. 陽炎
6. ショック!
7. モス
8. 新宝島
9. 忘れられないの
10. 目が明く藍色
🎧 https://t.co/eF6dmTAhxj
Photo by Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)#ビクターロック祭り pic.twitter.com/RNev60Tabd
サカナクションは、こちらのブログでご紹介のとおり、去年12月のアダプトアリーナツアー愛知初日・2日目以来です。
たった3か月しか経っていないのに、もうずっと前のことのように感じていたので、早くサカナクションのライブを見たくて、チケットを取ってからずっとワクワクしていました。
開演前。ステージを見ると、ラップトップ。
「あの曲」やってくれるかなと期待を高めていたところで、開演。
オープニングは、ニューアルバムに収録予定のインスト曲「塔」。
アダプトアリーナツアーを思い出していると、メンバーが登場。
そして、1曲目、あの曲、「ミュージック」のイントロがスタート。
2013年リリースで紅白でも演奏された代表曲の一つです。
アリーナ独特の重低音の反響が気分をますます上げてくれます。
「ミュージック」を生で聴けるのは、2019年6月の834.194アリーナツアーのポートメッセなごや以来。もう2年以上も生で聴けていなかったんですね。
DJスタイル中は、キーボードの岡崎さんが、いつも以上に楽しそうに踊っていたのがとても印象的。こちらまで幸せになって踊っていました。
暗転してバンドスタイルに転じてからの大サビで、嬉しさ余って、年甲斐もなく飛び跳ね続けていました。
2曲目は、「アイデンティティ」。
2010年リリースのこの曲で私はサカナクションを好きになりました。ライブではいつもやってくれる定番曲です。
コロナ禍が続き、お馴染みとなった「心の中で歌える?」という山口さんの呼びかけで曲がスタート。今回のビクターロック祭りは、コロナ対策のため隣席が空いています。私はちょうどブロック端席だったので、隣を気にせず、思いっきり腕を振って、最高に楽しめました。
「アイデンティティ」に続いては、3曲目「ルーキー」。
2011年リリースのこの曲は、私がサカナクションの中で最も好きな曲の一つです。
この「アイデンティティ」から「ルーキー」の流れは、最近はあまりやっていなかったような気がしています。でも、やっぱり良いんですよ。この流れ。
「アイデンティティ」の終わりで腕を振っていると、かすかに「ルーキー」のイントロが始まり、そして、暗闇の中のレーザー光線。音だけでなく視覚でも存分に楽しませてくれるのが、サカナクションの凄いところ。
「ルーキー」曲中のクラップはいつも以上に力を入れ、バチポイも近くで見れて、最高にテンションが上がりました。
4曲目は、昨年末に配信リリースされた「プラトー」。
この曲、私はすごい好きなんですよね。最近のサカナクションの中では、際立ってロック色が強い曲です。私みたいに子供のころからロック好き人間にはたまりません。
サカナクションのロックの側面を好きなファンの心をぎゅっと掴んでくれる名曲だと思っています。大サビ前のクラップも最高です。
これからも、「プラトー」みたいなストレートなロック曲も作り続けて欲しいなと思っています。
続いては、山口さんのMC。「汗をかくまで踊りましょう!」と呼びかけていましたが、不織布マスクを二重に装着した私は、このセトリではとっくに汗だくです。
5曲目は、「陽炎」。
10周年ツアーの時に未リリースの状態で披露されていたのがとても懐かしいし、おととしの「光ONLINE」を思い出させる曲の一つですよね。山口さんの一人エコーも最高でした。
そしてやってきました、6曲目、最新曲「ショック!」。
アダプトONLINEで初披露され、「ワキワキダンス」が話題となったあの曲です。アリーナツアー愛知では、みんな初めての「ワキワキ」を少し緊張しながら楽しんだのがとっても懐かしいです。武道館の配信見たら、最後に「ニョキニョキ」の振りまで入っていたので、初「ニョキニョキ」をやるのを楽しみにしていました。
ステージ上にはMVに出演されたるうこさんまで登場して、ショックダンスを盛り上げてくれました。ワキワキからのニョキニョキ。おじさんはもう体力がきつくなってきました。
7曲目は、「モス」。2019年リリースのシングル曲。
この「ショック!」からの「モス」は、アダプトアリーナツアーでも思ったのですが、もうスポーツクラブに通っているようです。踊りがハードなんです。
実は、私、サカナクションのライブ前に、フライドポテトをたくさん食べてしまったんです。もう息が切れてきているんです。
でも、「ララッララッララッララララ」って聞こえると思いっきり両腕が上がってしまうんです。サビ前は無意識にクラップを始めているんです。サビ中は勝手に両腕が上がるんです。
サカナクション前にフライドポテトを食べちゃうなんて絶対マイノリティだし、やっちゃいけないことだったなと踊りながら激しく後悔。
モスが終わり静寂の後、山口さんの掛け声からのドラムで8曲目、「新宝島」。2015年リリースのこの曲は、今でもCMで使われるサカナクションの代表曲の一つですよね。
「ああ、そうだった。アダプトアリーナの時も後半やばかった」と思い出し、もう腕まで疲れて上がらないような中でも、ドラム音に合わせ腕上がるんですよ。まだまだ上がるんですよ。
「新宝島」はサビまでは横揺れの踊りなので、少し息がつけるんです。とはいうものの、サビでは激しく踊ります。二重の不織布マスクの影響で、ジャンプも「ミュージック」の時に比べると低くなってきましたよ。でも、締めのドラムに合わせた腕上げを乗り切り、無事に「新宝島」が終わりました。
そして締めのMCからの、9曲目「忘れらないの」。「モス」と同じシングルでリリースされた曲です。
MCから「忘れらないの」へのライブの締めのこの流れは光ツアーの時からの定番ですよね。ライブが終わってしまうという寂しさとともに、ゆったり踊って、さあ終了かなと思っていたら。
やっぱり来てくれました10曲目「目が明く藍色」。アルバム「kikUUiki」に収録されているこの曲はファンの中でも人気が非常に高い名曲。山口さんが去年中止になってしまったサマソニで1曲目にやろうと思っていたと語っていましたよね。アダプトONLINEの時も、愛知公演の時も、この曲で涙腺刺激されたなと思いながら、堪能させていただきました。
以上10曲、やっぱりフェスのサカナクションは最高最強です。
こんなたくさん会場を盛り上げる曲を持っているなんて、本当に反則です。
「アイデンティティ」や「ルーキー」は10年以上前の曲です。一方で、「ショック!」はつい最近発表された曲です。でも、会場で披露されると、2010年の曲も、2021年の曲も、時空を超えて、全く同じように、会場が最高に盛り上がるんです。恐ろしいですよね。
フェスのサカナクションの圧倒的な破壊力を思い知り、会場を後にしました。
そんなサカナクションですが、3月30日にハーフアルバム「アダプト」がリリースされます。今回のフェスでもやった「プラトー」や「ショック!」も収録されたハーフアルバムで、次に出る「アプライ」まで続くコンセプトアルバムです。
3月30日(水)発売
— サカナクション (@sakanaction) March 19, 2022
Concept Album「アダプト」
TVCMや映画主題歌として使用されている新曲「プラトー」、「月の椀」、「ショック!」などを収録。
各種ショップにて好評予約受付中です。 #アダプトAL #サカナクション
▼作品詳細https://t.co/FMl0LpqmtJ
▼ご予約はこちら
このアルバムには、次のホールツアーの抽選で使えるシリアルナンバーがついてます。
おそらくチケットは大激戦になると思います。
チケットの抽選がアルバム発売直後なので、サカナクションのライブに行ってみたいなという方は、アルバムの予約を強くお勧めします!
全国ホールツアー
— サカナクション (@sakanaction) March 18, 2022
「SAKANAQUARIUM アダプト NAKED」開催決定!
2022年6月から11月にかけて、全国15会場28公演を巡るツアーとなります。
【アダプト】プロジェクトの最終章をお楽しみください。 #アダプトNAKED #サカナクション
▼詳細https://t.co/8F0pJtLmTh pic.twitter.com/5djlUMi7a8
このツアー、私も色々行ってみたいところあるんですよね。
でも、もう多くは望みません。
ただ無事にライブが開催されて、1回でも見ることができれば、それで十分です。
何とか無事にツアーが最後まで開催されますように祈っています。
そんな感じです。
ではまたです。