名古屋駅前の弁護士・片山木歩BLOG

名古屋駅の弁護士片山木歩(愛知県弁護士会所属)のブログ。東大法学部卒・元NHK記者の弁護士が、日常について気の向くままに書いてます。 名古屋駅の弁護士・片山総合法律事務所。

サカナクションの映画・劇場版『SAKANAQUARIUM 2024 “turn”』で泣いてきました!

サカナクション劇場版turnポスター

 

先日、サカナクションのライブ映画、『SAKANAQUARIUM 2024 “turn”』に行ってきました。

 

「SAKANAQUARIUM 2024 “turn”」は、ボーカル山口一郎さんの療養のため活動を休止していたサカナクションが、復活を告げるアリーナツアーとして行われたものです。

ツアーは、今年4月から7月まで、全国8会場のアリーナで、全15公演が行われました。

で、私、このうち5会場10公演に行っているんですよ。

 

blog.katayama-lawoffice.jp

 

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同じアーティストの同じツアーにこれだけ行ったのは、人生で初めて。

でも、それほどに今回のサカナクションのツアーは特別だったんですよね。

2022年のホールツアーが中止になった後、「もうサカナクションのライブを見ることができないのではないか」という心配・不安がずっとありました。

「大丈夫だと思いたい」という希望の一方で、「解散しちゃうんじゃないか」とか「生のライブはもうやらないのではないか」という悲観的な思いがどうしても消えなかったんですよね。

そんな中、今年1月に発表された今回のアリーナツアー「SAKANAQUARIUM 2024 “turn”」。

「見たいものは後悔しないように絶対に見ておく」。

ライブが無くなった絶望的な期間、コロナ禍を経て学んだ教訓です。

そんなわけで、私は、全部で10公演満喫しました。

 

今回の映画は、そんなサカナクション大復活ツアーのツアーファイナル、今年7月10日に行われたぴあアリーナMMでのライブを収録したものです。

「音の変態」と言われるチームサカナクションが総力を結集して制作された「劇場版turn」。

立って踊ったり、声出しもできる「ライブ鑑賞DAY」と普通の映画と同じように座っておとなしく見る「シネマ鑑賞DAY」の2つが曜日ごとに設定され、映画館の音響も、会場ごとに「Dolby Atmos版」と「5.1chサラウンド版」の2つ。

というわけで、全部で4つの組み合わせがあるのですが、私は、もう現場に10回行っているので、きちんと映画を見たく「シネマ鑑賞DAY」で「Dolby Atmos版」の会場を選びました。

公開直後は上映時間が夜だったりすることが多く、公開から1週間たって、ようやくミッドランドシネマスクエアに行くことが出来ました

 

サカナクション劇場版turnミッドランド

 

映画は最終日の開演前の会場ロングからスタート。

会場が暗転して、雨音と雷鳴からオープニングVのスタートです。

何度見ても素晴らしい、素晴らしすぎるオープニングV。

そして、トライアングルの形に幕が開いて、ステージ上のメンバーの姿が現れます。

劇場版turnの最大の良さは、「メンバーの表情が本当に良く見える」という点にあると思います。

開演Vからの幕開け、「Ame(B)」の時のメンバー一人一人の晴れやかな表情(特に、ベース草刈さんの笑顔が印象に残りました)を見ることができただけで、劇場版turnを見に来てよかったと思いました。

ライブ会場では、いくら前方ブロックでも、メンバーお一人お一人の表情をここまできちんと見ることができません。

「あー、この時、こんな表情されていたんだ」。

新たな発見をしながら、ツアーを思い出していました。

 

「陽炎」での銀テと花吹雪も、「映画」という形で見るとめちゃくちゃ良い!

「サカナクション大復活」を祝う雰囲気がスクリーン一杯に広がります。

この後「アイデンティティ」から「ルーキー」、「Aoi」、「プラトー」と盛り上がる会場の雰囲気が見事に再現されています。

 

そして、「ユリイカ」からの流れが、映画ならではという感じで、とても美しかったのが印象的。客席込みではなく、ほぼステージ上だけの映像で、映画ならではの没入感を味わえます。ステージ背景の映像、照明。全て含めて、本当に芸術作品です。ギターの岩寺さん、ドラムの江島さんの演奏中の表情もとても印象的でした。

 

「ホーリーダンス」終わりからのDJタイムも、映画館のスクリーンで見ると、迫力ありありですよね。キーボード岡崎さんのカメラへのポーズ決め等、見どころもたくさん。「シネマ鑑賞DAY」なので立ったり踊ったりできないのがもどかしくなるほどでした。

 

「ミュージック」。やっぱり泣いてしまいます。幕張初日、オールスタンディングの中でガチ泣きしたのを思い出します。「ショック!」での一郎さんの「音楽はお前らの上に平等に降り注ぐ~」に笑って涙を乾かしましたが、「新宝島」がヤバかった。

「新宝島」のアウトロ部分、一郎さんがツアー中に行っていた配信で、サッカーのチャントみたいな感じでお客さんに、「ラララ」で歌って欲しいと繰り返し呼びかけていました。

ツアー後半に入った名古屋くらいから歌うお客さんが増え、広島でも歌声が響き、迎えた最終日のぴあアリーナMM。

当日アリーナのフロアで聴くよりも凄い音量で、Dolby Atmosの音響システムで後ろから臨場感満載で聴こえてくる「ラララ」。もう感動して涙が止まりませんでした。

 

本編終了からのアンコール。「夜の踊り子」後のMCがまたヤバかった。MCの時の表情。映画では、会場で見た時よりも全然きちんと見えます。それだけに涙が止まりません。で、そこからの「白波トップウォーター」で涙腺は完全崩壊です。

この日は上手側のアリーナだったので、「シャンディガフ」の時からギターの岩寺さんが目に涙をためていたのはこの映画で見ることができました。

 

劇場版turnは、とにかくメンバーの表情にこだわってくれているので、活動を再開したバンドのメンバーの喜びというものが本当によく伝わってきます。

私のようなライブに行った人はもちろん、今回のツアーに行っていない人やサカナクションのライブそのものに行ったことが無い方も、十分に楽しめると思いました。

 

終演後は先週金曜日から発売が開始された劇場版turnのパンフも手に入れて、余韻に浸りまくりです。

サカナクション劇場版turnパンフ

 

日程的にそろそろ上映終了が近づいていると思います。

「サカナクションのライブって凄いらしいけど、どんな感じなんだろう」という方。

このツアーは、アルバムリリースに合わせたツアーではないため、過去のヒット曲満載です!入門編にも本当に最高最適なので、ぜひ映画館に足を運んでみて下さい!

 

 

SAKANAQUARIUM 2024“turn”【映画公式】X

https://twitter.com/sakanactionfilm

より引用

 

そんな感じです。

 

ではまたです。

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