昨夜は、山下達郎さんのライブ「山下達郎 PERFORMANCE 2024」名古屋公演初日に行ってきました!
山下達郎さんの今回のツアー。名古屋公演は8月上旬に2days予定されていましたが、達郎さんが風邪をひかれて体調不良のため12月に延期。その結果、当初3日目になるはずだった昨夜の公演が名古屋初日となりました。
会場はセンチュリーホール。来年から改装工事に入ってしまうので、達郎さんを現在のセンチュリーホールで見ることができる貴重な機会です。達郎さんもMCでセンチュリーホールの楽屋の古さをいじってましたね!
この後は、ライブの感想を具体的に書いています。ツアーは現在進行形なので、これからライブに行かれる方は、セトリなどのネタバレ要素がありますので、ここで離脱してください!
18時30分の定刻を少し過ぎてライブスタート。達郎さんのライブを支えるバンドメンバー6人、コーラスメンバー3人がステージに登場した後、達郎さんの登場です!
この日の達郎さんは、鮮やかなブルーのシャツ。若々しい!
1曲目は恒例の「SPARKLE」。ギターのカッティングを聴くと、達郎さんのライブに来た実感がわいてきます!
2曲目は「LOVE'S ON FIRE」でした!達郎さんがMCでおっしゃっていましたが、今年は戦争や災害など暗いニュースが多いので、ツアーのセトリは、明るめの曲を多めにしているとのこと。そんなお考えのもとの2曲目だったのですね!
まだまだ暑さの残る名古屋ですが、そんな名古屋にピッタリの夏の曲も続けてやってくれました!「僕らの夏の夢」!私が大好きな曲です。達郎さんは今年で71歳とのことですが、歌声は全然若々しくて、瑞々しい!去年リリースされた「Sync Of Summer」も夏感満載で盛り上がります。
達郎さん、名古屋公演のMCでは、シュガー・ベイブ時代から、雲竜ホール(現ダイアモンドホール)でライブをやっていたお話をしてくださります。名古屋はご飯も美味しくて大好きとのことで(味噌カツが好物とのことです!)、これからも名古屋のことを好きでいて欲しいです。この日のライブでは、「今日のお客さんは良いお客さんなので、とってもライブがやりやすいです!」と何度も繰り返す達郎さん。「どこでもおっしゃてるんでしょ」と分かっていても、お客さんは盛り上がります。さすがキャリア50年近く。ライブの盛り上げ上手ですよね。
弾き語りの曲の後は、恒例の「クリスマス・イブ」からの「蒼氓」。達郎さんが必ずライブでやってくれる曲ですが、この2曲を聴くと、私も「来年も達郎さんのライブに行けるよう頑張ろう!」と思えるのが不思議です。
この後の「さよなら夏の日」がなぜかとても心に沁みました。曲を聴く私も歳を重ねていっているせいでしょうか、「季節の始まり」以上に、「季節の終わり」というものに感傷的になるんですよね。その意味では、朝晩はようやく涼しくなり始めたちょうどこのタイミングで「さよなら夏の日」をライブで聴けたのは本当にラッキーでした!
「LET'S DANCE BABY」から客席も総立ちで盛り上がります!クラッカーの火薬の匂いを嗅ぐと達郎さんのライブも終盤であることを実感します。その間のメドレーで、「ヘロン」をワンフレーズ聴けたのでめちゃくちゃ幸せ!
本編ラストの「アトムの子」は、「鉄腕アトム」のmush up付きで、とても贅沢!割れんばかりの拍手と歓声に包まれる中本編の終了です。
アンコール。達郎さんは毎回早めに出て来てくれるので本当に嬉しいです!チェックのシャツに着替えられた達郎さん、奥様の竹内まりやさんが10月にリリースするニューアルバム「Precious Days」のプロモーションを大々的に行います。達郎さん自らが大きなパネルを掲げて、奥様のニューアルバムやアリーナツアーの告知を行う姿は、夫婦愛が強く感じられて、素敵なプロモーションでした!
アンコール1曲目では、シュガー・ベイブ時代の「パレード」をやってくれました!私が子供の頃にリリースされた曲ですが、今聴いても全然古さを感じません!
そして、「Ride On Time」!達郎さんの曲の中でも、最も好きな曲の一つ!コロナ禍後は毎年生で聴けているのが本当に幸せです。ラストは、達郎さんがマイクを使わず、生声、アカペラで歌声を届けてくれて、本当に感動します!
バンドメンバー、コーラスメンバーが退場した後、達郎さんがお一人ステージに残り、「YOUR EYES」で締め。毎年楽しみにしている達郎さんのライブが終わってしまう寂しさに浸りながら、達郎さんの歌う姿を目に焼き付けました。
ライブ開始から2時間45分ほど。71歳とは思えないほどエネルギッシュな達郎さんの姿は、まさに「生けるレジェンド」そのもの。来年はデビュー50周年という記念すべき年とのことで、ライブのチケットを絶対に当てたいと今から念じてます!
そんな感じです。
ではまたです。